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続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

爆音公園

 10月に行われる、巨大音楽市場を抱える日本も「やっとここまできたか」と思わせてくれるような、かといって実は利権臭が漂いまくり、懐疑臭さすら匂ってくるロックフェス、ラウドパーク(正直、このイベント名もどうかと思う節があるのだが)に・・・・色々な連中が来る。

 突如来日決定したコルピがこないですか('A`)。
 代わりDirですか('A`)。
 でもLOUDNESSですか('∀`)。
 ついでにUNITEDも来ますか('∀`)。
 そしてムックですか(・∀・)。
 あ、でも生ムックは・・・・・どうなのかしら(´・ω・`)。


 それよりもいい加減に、KALMAHとMANOWARとGrave DiggerとTHERIONとTANKと辺りともう一度Amorphisを呼んでホスィ。Grave Digger&Therionという黄金のカップリングでのヘッドバンギングを欧州のメタラーに独占されるこの悲しさよ(´;ω;`)ウッ。

 メタルフェスとしてのラウドパークに呼ぶべき日本のバンドは多くいる。しかし、音はヘヴィ、分類は一応V系。ファンの質量的には「ヨロシクナイ」層が多い2バンドをわざわざと、日本初の超巨大メタルフェス(含むヘヴィ系)であるラウドパークは、日本初=実験的な意味合いをも持っている。だからこそ、プロモーター側が二の足を踏み、情報が錯綜しつつ、主要な客層からは大バッシングが起こることを理解しつつも、一定の牌が確実に確保できる安牌を投入したこともうなづける。やっぱり、バンドの自腹で来日したRAGEは偉大だ。ファンとバンドとの信頼感がそこにはある。

 とはいえ、自分は高校一年の頃、たまたま見かけたJELOUSの広告でDirを知り、同マキシのお陰でV系オヨビ、当時のインディーズは、世間的にもまだまだ未知の世界であった。現在のように「ジャンル名」として誤使用されたり、「インディーズデビュー」とか不可解な言葉が飛び交ったりすることは少なかった。インディーズ御三家の時代はもう過ぎていたしな、1997年当時は。

 それもあり、(一見すると)脱V系した感の強いDirに違和を抱きつつ――4thはモロにSlipknotだったけど嫌いではない――初見たライブであった中野2Days「蝋蜥蜴と硝子蜂」の時に受けた衝撃や熱狂が蘇ることは無いし、何かこう・・・緬ヘルゴスロリという要素がVに流入し始めて、ファッションとしてのV系・出来合いの要素を繰り返し続けるV系が主流を占めるに至って以降、DirをひっくるめてV界隈全般に嫌悪感のようなモノを抱き始めたりもあり、Dirのラウドパーク参戦は心中非常に複雑なのであります。ムックは最近カラオケで歌われたことによる影響で心ときめき始めた――ほんのちよっぴり、極めてほんのちょっぴり犬神的な部分もあるし。でも、曲によっては、ずる賢いポップ臭を出す辺り、('A`)ぬっへは。となってしまうが。

 ドイツにおける日本のV系人気については、いづれ日本と支持の熱い諸外国との比較(ファンへのインタビュー・音楽雑誌での語られ方・音楽商品の売り上げ・ライブの客層、そして<言語>等々)に関する研究をやる予定ではあるが・・・せめて、今のDirは爆音公園じゃなくて海外のへヴィ系フェスとかで見たかったヨ(´;ω;`)ウッ。

 ボクの部屋には未だにJELOUS時代のポスターが張りっぱなしなんだ。(´・ω・`)すまない。しかも、LOUDNESSのLPがポスターの隣に飾ってある。その下にはZELDAのLPが飾ってあるんだ。
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  1. 2006/08/28(月) 18:30:18|
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Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

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