fc2ブログ

続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

激しく追い込み

 安西先生! もう、ノルウェイジャン・ブラックメタルのオーディンである「メイヘム」とか、グローバリゼーション・アメリカナイぜーション、の俗称でもある「文化帝国主義」とか。「はっぴいえんど」とか「音楽市場」とか「グローバル」とか。ついでに「ボークモール(主として書き言葉である一般的なノルウェー語)」とか「音楽評論家の伊藤正則」とかいう単語が飛び交いまくる文章を書き綴るのに飽きてきました('A`)。


 しかし、「エルヴィスもロックンロールも、アメリカと同じように遠かった。地理的な意味だけでなく精神的な意味でもビートルズの方が近かった」 (トロイツキー,1991,49頁)とあるように、活動制約のある・なしということ点が、価値対立を引き起した主だった原因ではないことが考えられる。日本ではロシア以上に、地理的にも遠く、音楽的に進んでいる欧米諸国に憧れていた――だからこそ、日本語ロック論争で「土着意識」と「外交意識」という意見が顕在化し、英語を使うこと・英語を拒否することが強く対立したのかもしれない。

※アルテーミー・トロイツキー,1991,訳:菅野彰子,『ゴルバチョフはロックが好き?――ロシアのロック』,晶文社

 
 とか、真面目な顔して書いてるくせに、そろそろ3本目の缶に手が伸びると。今日は珍しく真面目に働いてますよ。金にも肩書きにもならないクソ論文を(・∀・)ハハハ! とりあえず、前掲書は胸が熱くなる思いを幾度もさせられた名著だ。ちょっとでも「ロック魂」とか抜かす輩は読んでおけ。 

 何? 新品で買いたくない? 安く買いたい? てもブック・オフで見つかりそうもない? そんなヤツは「日本の古本屋」でも使って検索したまへ! でも『音楽生活』は採っていてね。今後の資料としてバックナンバーを蒐集しなきゃいけないから(´・ω・`)。とりあえず、気分転換にひとっ風呂逝ってくるよ(´・ω・`)誰か背中流してくんろ。

・日本の古本屋
http://www.kosho.or.jp/
スポンサーサイト



  1. 2006/08/10(木) 20:21:48|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<国際的な物体X〔THE GLOBAL THING〕 | ホーム | 太陽戦隊>>

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2009/01/03(土) 23:50:32 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2009/01/04(日) 04:18:39 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2009/01/05(月) 17:10:38 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2009/01/05(月) 19:22:19 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2009/01/05(月) 21:31:01 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2009/01/05(月) 23:39:16 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2009/01/18(日) 07:21:03 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2009/01/20(火) 19:55:22 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://6featchainsaw.blog39.fc2.com/tb.php/82-c40597cd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

JUNK

Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

「Kluture Trieb」(mixiコミュ)


◇twitter
割と、お仕事関連とか、読んだ本とか、クダラナイ話とかもつぶやき中。

@junk666
フォローはお気軽にどうぞ。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する