以下の一文は、昨夜(2006年8月2日)から3日の明け方にかけて綴られた分を縫合したものである。時間と酒の進行と共に、刻一刻と「何か」に蝕まれていく、神経症気味の人間が発露した「何か」の変遷を読み解いて頂きたい。なお、時事系列を整理するため、書きなぐられた文章群には、それぞれの文章が書かれた時間――文章がmixiにアップロードされた時間――を付記しておく。
◆2006年8月2日23時55分 深酒の脳髄で、Rammsteinの"Links 2-3-4"を聞き、高揚の余り、小田急の玉川学園前(鶴川側)のホームで、一人ビールかけやったのは私です。しかも普段使わない駅だから帰りの方向が反対だった。反対逝った電車が終電ギリギリでなくて良かったと心底思う。
◆2006年8月3日1時30分 町田のネカフェにいるただいまの俺。電車をなくした。不慣れな玉川学園前駅から電車乗ったら逆方面で、そのおかげで横浜線の終電を逃す。とりあえず、酒でもないとやってられないと思う。玉川学園住で、夏休みは東北に帰る学友のトコロでガツガツ飲んできたらこのざまだ。不慣れはコワイネ。
ipod nanoは電池が切れた。ネカフェのゲームコーナーに「太鼓の達人8」があったから、「紅」と「IDOL M@STER」をやりまくってやった。そして今の個室に至る。CDウォークマンの中にはZELDAのライブ盤「DANCING DAYS」しかなかったか、それを聞きながら朝までネットサーフィンしてやる。
鞄の中にある本といえば、メタルに関する洋書が二冊と、今日の昼に買って、地元から玉川学園まで移動する内に猛烈な勢いで読破してしまった門倉貴史の『「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?』位しかない。しかし、件の書は一件すれば読みやすいが、統計資料や細かい指摘――特に、主婦層が昨今のクラシックブームを支えているなど――は非常に興味深くて、激しく良書。題名と裏腹に全く持って、非マクドナルド的な内容というあたり、とても熱い。
かくして、移民労働者を受け入れるということを避けられない局面にある割に、性規範や性言説に酷い矛盾を孕みながら、それを放置し続けるこの島国は、どう対応するのだろうか。確実な増加を辿るであろう、移民や外国人に関する性産業――男女を問わず、移民労働者たちは性産業の従事者となりえ、男の多くは性産業の消費者となりうる――における需要と供給に対してを。
性産業について、傲慢なる視点のみを持つ輩にとっては件の本はごくありふれた、単なる消費財としかなりえないだろうが。ああ、ギデンズの『親密性の変容』をとっとと読まなきゃと思いながら、ZELDAに匹敵するガールズバンドを排出できない日本の(国内向けメジャーの)音楽シーンはなんてコケティッシュなんだろうとか思う。俺。飲んだくれ。神様見てるよ。あーユーラッキー?
で、ネカフェのPCはDVD再生環境があって、鞄の中には友人宅で見ていたJackassのDVDがVol1-3+劇場版の計4枚。そして、ワイルドボーイズのVol2があるわけだが・・・。これは何だ? アレか? 「神様見てるよ! ひろゆきちゃん、神様見てるよ!」とかいう類の啓示か? それとも神託なのか?
◆2006年8月3日6時12分 最高にくそったれな朝が来ましたよ。フ○ッキン! 今日は何曜日だ? とりあえず意識が戻りがてら、残ってた酒を流し込む清々しき朝よ! ファッ○ン! ほんと、平日の明け方は地獄だぜ、ファハハー。とりあえず、今日の正午位まで、俺の名は「ジョニー・ザ・ヴァイパー」だ。夢の中で啓示が下った。神様見てるよ! 神様。
とりあえず、意識の糸を手繰ってみるとだな、3時過ぎからJackassのVol1を見始め・・・どのあたりだっけな、「パパとお出かけ1」や「早朝へヴィ・メタル」のあたりまでは記憶がある。その内に、いつのまにやら完全に逝ってしまって、タイトルメニューが延々に流れ続けていた。1時間でも 2時間でも寝ると、随分と清々しいモノですね。世間はいそいそとおき始めているのに、ネカフェで怠惰ヲ享受するボクです。
諸君、グーテンモーゲン。イッヒ トリンケ ビーア。とりあえず帰ったら寝る。起きたら書を抱えて街へ出ちゃったりして、真面目に翻訳とかやっちゃうよ。ああ、そういえば昨夜飲んでた知人宅にゃあ、青森の寺山記念館で買ったらしい寺山作品の映画チラシを並べたポスターが張ってあったり、本棚に映画版の『書を捨てよ 街へ出よう』がVHSで置いてあったりしたな。酒瓶の山と共に。
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- 2006/08/03(木) 18:51:12|
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