またまたまた、飲み帰りなわけですが。明日、というか今日は一ヶ月半振り位なバイトなわけです。そんなことより、泥酔とまではいかない、ほろ酔い程度の帰宅後、ウイスキーロイヤルをガツガツと割りながら、攻殻機動隊2ndGIGを観賞。観賞後、ひたすらに、かつてはavexからアルバムが出ていたVOLCANOのDVD、「LIVE FROM THE LAVA」を観賞。映像自体しNOV(AION)が居た頃で、セト加入以前。VOLCANOを初めて見たのは、セトが加入して以降。DUELと対バンした頃だから・・1、2年前頃の渋谷乙(Kinoto)か。
その時の対バンが「俺たちは渋谷がメタルの街になるように頑張ります」と言ったことを思い出すと、つくづく目頭が熱くなる。「ああ、これがいわゆる『シーン』なんだな」ということを切に実感させられた心地良い記憶が思い浮かぶ。その記憶はまた、自分が、病的なまでにメタルに傾倒して良かったと思わせてくれる瞬間でもあった。メタルを研究対象とする職業柄、メタルを嫌いになる位に客観的な、メタルに対する接し方を考えている性分。VOLCANOのDVDを見ながら、ほろ酔いの気分もあろうが、衝動的なもの――言葉とか、修辞学とか、形容詞の羅列では表せないような、メタルが内包する衝動とか、魅力のようなものが呼び覚まされて徹底的に心地良い。「考えるんじゃない・・・・感じるんだ」という言葉が気持ち悪い位に当てはまるセンス・オブ・ワンダー。
そのような、自分が直接体験してきた現場の空気を思い出したりしていると、心底、自分が如何にメタル馬鹿であるかということを、改めて確認させられる。自分はメタルという、自分の大部分を育ててくれた音楽の一ジャンルに対して、忠誠や恩義を感じ、誓ったからこそ馬鹿正直に、アカデミックなレベルにおいてもメタルと対峙できるんだなと、改めて――それこそ、形容も名状もし難い、メタルに対する原始的な衝動によって、対峙の喜び〔Freude〕を実感させられる。
にしても。ああ、ホントに屍忌蛇(
Gargoyle~Animetal~Volcano)というギタリストが好きなんだな、という衝動かつ、盲目めいた感情までもが呼び起こされる。国内ギタリストとしては、屍忌蛇>
TATSU(Ex:Gustank)>橘高(Ex;筋肉少女帯~XYZ→A)という感じの好みで、トコトンにフライングVを抱えるパフォーマーを敬愛するボクです。ああ、やっぱ屍忌蛇大好きだ。最近は忙しくて――それ自体、言い訳とか口実にしか過ぎないことは解っているが――ギターを弾く時間がないよ。
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2006/07/17(月) 02:43:12 |
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