最近、アリスとロリィタについて(早めに)書くよ、モテるなら、ということを、よく連呼する。
幸か不幸か、商業的な文章生産にはまだ身を捧げてない身分――まさに貧書生――であるが故、ネタは色々と溜め込み、関連資料を潤沢に漁りはすれど、書かなければイケナイ、っていうか脳髄から文章が漏れだすレベルまでいかないと、なかなか各種テーマに関する文章を書く気にならないんだよね。
日記に書くネタがないと叫んでいた、8年前のテキストサイト時代から考えると、えらい贅沢な時代になったもんだ――欲しいものが欲しいわ! という時代精神が尚も継続中。しかしながら、目下進行中な「沼正三と天野哲夫」は毎日のように、挿入すべきトピックが頭の中でメモとして蓄積される幸運に恵まれているワケだ。締め切りが来月末だし、無事に審査を通れば掲載される媒体もあるが故のことかもしれないが。
冒頭の話をしたら、「モテるよ!」と断言されるが、読者層を想定せずに好き勝手に書き連ねると、修辞に修辞を重ねて、好きなものを組み合わせて、引用し、流用して組み上げるケッタイな文章になるから、読み手に対しても相応の感覚や読解力や、情報の海を失踪(オーバァ・ドライヴ)する速度(スリル)を要求しがちだからなあ→そりゃモテんわ。
特にアリスはなあ。撒き餌としては有用だが、大抵はイメージのアリスに飛び付くワケで、俺が書き出すとテクストしてのアリスや、観念的な少女像に終始しがちになるから即物的な称賛は得られないよなあとか思う。とはいえ、御衆人の目を僭越ながら拝借できる場と、酒と本代に充てられる程度の報酬さえ提供してもらえれば、馬車馬のように頑張って書くと思う。
ネットの世界じゃ、(とりわけ女性は)面だしゃ、誰でも15分くらいは(下に心を持ったオス・バカ・ヘテロ)から称賛されて名性を得るさ。セレブリティがあれば何を書いてもモテるもんさ。“virtuosity”なんかイラナイ。
でもまあ、来年は色々活動する。怠惰な脳髄に笞を打って、書きかけな各種トピックも書き上げたいしね→そのためには、意思が漏れて漏れて止まらないくらい、もっとたくさんの資料を読み込んで思索を深めなければイカンというわけだな(´・ω・)y-~~ 適当なこと書いて、適当な人脈さえありゃ、オフ会とかで名声を得られたテキストサイトブームの頃が懐かしや(嘘)。
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- 2009/10/03(土) 23:03:33|
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