ふたりはでかけました。ふたりのいったさきがどこであろうと、またその途中にどんなことがおころうと、森のてっぺんの、あの魔法にかけられた場所では、小さな男の子とクマが、いつも遊んでいることでしょう。
――A・A ミルン『プー横丁にたった家』
関東でのゲリラ豪雨が酷すぎてススムちゃん大ショック! 最近ますます回りの人間を見る際(自分を含めて)タロットでいう「愚者の旅」のフィルターを通してしか見えなくなってきた。アリス憑きと同様、現在タロットについて色々書いているためだと思う。
「愚者の旅」では0番の「愚者」が1番の「魔術師」を契機として、いろんな人に出会い生き方を教えられ、9番「隠者」から内省の旅に向かい、やがては宇宙的な領域に向かい、世界に達する。
そして再び「愚者」として、新しい旅を再開する、というワケなんだが、世界への到達は、あるひとつの悩みや問題についてのゴールでしかなく、人生だとか、人間の完成におけるゴールではないんだな。
久々に、自分の過去を「愚者の旅」に照らし合わせて考えてみたら、何度も世界に達しているけど、また新たな局面においては、0から旅を続けているんだなと思った。カードの意味は、悩みや問題という文脈に則して複数のものが提示されるように、「愚者の旅」もまた、人が色々と悩む限り(ゲーテに言わせれば「人は努力する限り悩む者である」)、色々な状況の旅があるもんだよね。
あとね、俺のバイブルである、「GO! GO! HEAVEN! 自決少女帯」をまた見直し始めた。ドラマで何度も見返すのって初めてかも・・・そう考えると、うちにはなんて恐ろしいDVD- BOXがあるんだ! 全話見ても6時間とはいえ、1話見だすと「もう1話!」となるんだな。
今回は原作マンガ版1~3巻を読破したうえだし、結末を知っているからこそ、リーダーのジュリアを除いた「自決少女帯」のメンバーが、「バンドをやること」や「自決少女帯」というバンド名に難色を示す場面がね・・・くるんだよ。今回は、1日1話の原則を守ってる・・・・・・DVDを手に入れた時は、1日3~4話(1話30分、ディスク1枚あたり4話収録)を一気に見てしまい、何度明け方になっていたことか!
スポンサーサイト
- 2009/06/17(水) 02:21:28|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0