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続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

戦車にひかれたい

 ふたりはでかけました。ふたりのいったさきがどこであろうと、またその途中にどんなことがおころうと、森のてっぺんの、あの魔法にかけられた場所では、小さな男の子とクマが、いつも遊んでいることでしょう。

――A・A ミルン『プー横丁にたった家』


 関東でのゲリラ豪雨が酷すぎてススムちゃん大ショック! 最近ますます回りの人間を見る際(自分を含めて)タロットでいう「愚者の旅」のフィルターを通してしか見えなくなってきた。アリス憑きと同様、現在タロットについて色々書いているためだと思う。

 「愚者の旅」では0番の「愚者」が1番の「魔術師」を契機として、いろんな人に出会い生き方を教えられ、9番「隠者」から内省の旅に向かい、やがては宇宙的な領域に向かい、世界に達する。

 そして再び「愚者」として、新しい旅を再開する、というワケなんだが、世界への到達は、あるひとつの悩みや問題についてのゴールでしかなく、人生だとか、人間の完成におけるゴールではないんだな。

 久々に、自分の過去を「愚者の旅」に照らし合わせて考えてみたら、何度も世界に達しているけど、また新たな局面においては、0から旅を続けているんだなと思った。カードの意味は、悩みや問題という文脈に則して複数のものが提示されるように、「愚者の旅」もまた、人が色々と悩む限り(ゲーテに言わせれば「人は努力する限り悩む者である」)、色々な状況の旅があるもんだよね。

 あとね、俺のバイブルである、「GO! GO! HEAVEN! 自決少女帯」をまた見直し始めた。ドラマで何度も見返すのって初めてかも・・・そう考えると、うちにはなんて恐ろしいDVD- BOXがあるんだ! 全話見ても6時間とはいえ、1話見だすと「もう1話!」となるんだな。

 今回は原作マンガ版1~3巻を読破したうえだし、結末を知っているからこそ、リーダーのジュリアを除いた「自決少女帯」のメンバーが、「バンドをやること」や「自決少女帯」というバンド名に難色を示す場面がね・・・くるんだよ。今回は、1日1話の原則を守ってる・・・・・・DVDを手に入れた時は、1日3~4話(1話30分、ディスク1枚あたり4話収録)を一気に見てしまい、何度明け方になっていたことか!
 
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  1. 2009/06/17(水) 02:21:28|
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JUNK

Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

「Kluture Trieb」(mixiコミュ)


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割と、お仕事関連とか、読んだ本とか、クダラナイ話とかもつぶやき中。

@junk666
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