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続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

アリス憑きの鏡を通って、そして特攻野郎Aが見たもの

 なんかまたワサワサ借用渉猟。なんか憑かれてるな。なにを今さらwwwビョーキですよ、ビョーキwwwwひとまず金曜に間に合わせのメガネ買い直す。コンタクトの処方箋もらいに眼科もいかなあ、とか考える。

  JUNKさんは近視だから、裸眼でも日常生活に支障はないんだが、如何せん、横文字を読み書きしようとすると、支障が(´・ω・`)。週末には格安ガレージセールで取り置きしてもらってる、ニーチェの英訳や、毛唐から見た大日本帝国に関する本が、わさわさ蔵書入りするしな。

 んで、今日は松本清張の『日本の黒い霧』他をわんさか借りてきたワケなんだ。上巻の最初が、旧国鉄の下川事件(今年の7月で60週年)で参った。そりゃあ、出向先の溜まり場で飲んでて、韓国人と手塚治談義をして、『奇子』で盛り上がってた際、「キミ、読書人なら松本清張を読まなきゃイカンよ(´・ω・)y-~~」と、牢名主が仰るワケだ。

 地下に閉じ込められた少女や『変態村』ともいうべき、村社会の閉鎖された猟奇趣味じみた狂喜に焦点があたりがちだが、『奇子』のもうひとつの物語軸は戦後の占領体制、アカ狩り、労組絡みだからのう。そして、物語の核のひとつを成すのが下川事件であると。

 そして今しがた、行きの電車で『ルイス・キャロル』物語を読み終わり、やはり『シルビィーとヴルーノ』を借りてこなければ! と思っていたことをスカポンタンに忘れていたことに気づく。でもぼかあ、『不思議の国のアリス』より『鏡の国のアリス』の方が好きなんだな。


高山宏『アリス狩り』
松本清張『日本の黒い霧』(上・下)
ジョン・タバク『幾何学』
風間賢二『ジャンク・フィクション・ワールド』
アントナン・アルトー『演劇とその分身』
高橋巖『ディオニュソスの美学』
吉田洋一『零の発見』
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  1. 2009/05/13(水) 22:37:27|
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JUNK

Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

「Kluture Trieb」(mixiコミュ)


◇twitter
割と、お仕事関連とか、読んだ本とか、クダラナイ話とかもつぶやき中。

@junk666
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