蒸し熱い→早めに寝ようと思いつつ、色々と作業してたらまたこんな時間ですか。アリス憑きですよ(´・ω・`)。フロイト憑きが少し収まったし思ったら、またアリス憑きですよ。今日は、夢でアリス的なモチーフだけじゃなくて、「家畜人ヤプー」的なモチーフも見たんだ。3日前ほどに、楳図センセの「おろち」の3巻、しかも秋田書店版と共に、石ノ森監修版の劇画「家畜人ヤプー」第3巻を手に入れてきた関係だろうと思う。「ヤプー」も極めて「アリス」的な話し出しさ、手塚治虫の「ふしぎなメルモ」も極めて「アリス」的な話だよな→「リボンの騎士」、「ふしぎなメルモ」、「奇子」(今貸し出し中)という並びで、手塚マンガが本棚に並ぶ光景を見ると、極めてアレな感じがする。その隣にはモチロン「富江」(同じく人手に貸し出し中)を並べておきたい。
まぁねここんとこ、極めて文語体めいた文章ばかりを書いているので(世に発表していないのも含め)、たまには口語体というか、前々回の日記に書いた橋本治的な悪ノリまではいかないけど、もうすこし軽いテーマについて、軽く書いてみようかなぁと思って、構想だけは少し固まった。日中。
「それいゆ」から「それいぬ」への転換があったのだから、「それいね」とか「それいの」とかいう感じの題で、イカにして奥行きのない、東浩樹的にいえば動物化したポスト・ゴシック・モダン趣味から逃走し、TH叢書のゴシック特集の中にあった「アキバ的・ゴシック」からも逃走し、
豊かな感性を育てられるかについて、「アリス」を読まず、テニエルの描いた挿絵でしか認識していないお嬢様方にも、いかにアリスやヴィクトリア朝時代の子供服やグリーナウェイ・スタイルにまなざしを送って貰えるか→つまりは、ケータイを持ったサルの如く、ヴィトンやシャネルのアイテムを下げた連中に、アイテムの向こうにヴィトンのトランクやココ・シャネルの勇ましいポートレイトを想像して頂きたいというような説教染みたモンでもなくて、気が向いたら、自分たちの足下にある地層にも、目を向けてくれたら良いな-KISSハート的な感じに書こうとは思ってるんだよね。
日本のマンガやアニメを愛好する海外の「オタク」たちの、熱心な探求心を見ると、ついつい羨ましくなってしまうんだけど、知ってる&調べてる/知らない&気にしないのどっちが良いか悪いかみたいな、19世紀ロマン派音楽時代のヴィルトゥオーソ批判のような話をまた蒸し返すわけでもないワケよ。例えば、何気なく着てるファッション、もしくは何気なく口にしてるブランド名にどれだけルーツや元ネタがあるか、さらにはそれらの元ネタが、当時から現在に至るまで、どのように語られ、考えられてきたかを探求するような度に出て貰えたらイイヨね的な、すごいポップな感じのヤツを書こうと思う。どっかで→でも、多分、俺と飲んでる人なら「またコイツ、こないだみたいなこと言ってるぜ(プゲラ)」と思う感じのヤツ。
松本清張の『点と線』に続いて、けっこう読みかけてたタムシン・バートンの『古代占星術』か゜読み終わったんで、ロジャー・ランスリン・グリーンの『ルイス・キャロル物語』を開いた。またアリス憑きか!
A boat, beneath a sunny sky
Lingering onward dreamily
In an evening of July――
Children three that nestle near,
Eager eye and willing ear...
by ChArls r. dodgeson a.k.a. LEwIs CArroll
スポンサーサイト
- 2009/05/13(水) 02:23:41|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0