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続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

ゴートやん

 こないだ、色々と飲んだくれながら弁証法してたら、最近はアリスにまつわるドグラでマグラな挿話とか、少女文化表象論とか、ザ・澁澤・シング[邦題的に言い換えれば澁澤からの物体X]を書いているワケで、少なくとも電脳空間における他者の視線を通じた対他のペルソナは空想的ゴシックでお耽美な感じだと思うのね。我輩の。

 さすればやはり、装いだの、私生活の身ぶりだの、ロールプレイ気味に、そちらの世界に近づけていかなければならんのか、とか思う下り。私生活を上手く幻想世界的なものに結びつけられる人に劣等感を感じているのかしらん。

 THシリーズのゴシックの回で、樋口さんと高原さんと小谷さんが対談してて、高原さんが「いかにも」な装いな辺りに、やはりこうあるべきかと感じつつも、四谷シモンの講演会で観た生四谷さんの第一声が「いや~、すいません。今朝方まで飲んでたもんで。今日はあまり面白い話が云々」。話が始まれば「あの頃は新宿にある店の二階の部屋で、金子国義たちと睡眠薬やりながらしょっちゅうアッパラパーになって階段から落ちたりとかね」と仰る。

 あー、やっぱ文化人たるものこうでなければイカンし、我輩もそういふ輩を羨望しながら、一門のアッパラパーでいたいよね。どこかしら、そういう私生活と作品世界が分離した多形的な性格を流儀に則ってスキゾとし、なおかつ70、80年代的な潮流とするならば、ファッションや作品世界を私生活における振る舞いや嗜好にも反映し、パラノイアックなこだわりを追求するのは90年代以降の潮流なのかなと思う。

 パンダの足がプルプルしてるTシャツ着て、下町の酒場で親父に囲まれながら鶏皮串を並べてホッピー飲んでバタイユの神殺しの愉悦や、眼球譚における背徳性や、沼正三における下降願望や、会田誠の少女エログロ残酷絵巻について饗宴なんかしちゃうの。イイじゃない?

 気分が浮わつくぼくは、やっぱ耽美系パラノよりは、耽美系スキゾだね。とりあえず雨がうざすぎる(´・ω・`)雨ニモマケヅ今日もイヒ・アルバイテ[g]
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  1. 2008/09/29(月) 17:48:49|
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JUNK

Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

「Kluture Trieb」(mixiコミュ)


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割と、お仕事関連とか、読んだ本とか、クダラナイ話とかもつぶやき中。

@junk666
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