今日から政経/倫理が1コマ増えた於バイト。高3だから、かなりブラックで左派的な政治的寓話を発話できまくってアツい。
政経テクストの最初が戦後体制&戦前の貴族院があった頃の話で、大日本帝国憲法や憲法改正要綱や治安維持法、ついでに日米安保&朝鮮戦争あたりの話が中心だったので、口からアメリカ批判が出るのを押さえるのに、「博士の異常な愛情」のストレンジ・ラヴ博士が興奮した際に、右手が勝手にナチ式敬礼をしてしまうのを押さえる動作並に必死だった。
おお、総統! 歩けます!
80分内に於ける日本とアメリカは終わってるという趣旨の解説や発言をカウントしたら幾つになるだろうか。まあ、法律条文の化石具合を考えると、教育基本法と生徒手帳に刻み込まれたあの浦島太郎状態、特に異性交遊に関する条項ネタで爆笑したからイイか。
それでだ、ファシズムについての解説で、語源のファッショ(束ねるの意)を組んでファッションという言葉がある。ファッション自体、一人の総統的存在に、熱狂する人たちが全体主義的に束ねられていく感がある。たとえば「えびちゃんOL」が良い例。
つまり、えびちゃん自体が極端にいえば総統/マイン・フューラーであり、えびちゃんOLという現象自体が極めて狭義の意味でファシズムであるのだ! とか解説的弁証法がノリノリだったが、文字通りなカタチでナウなヤングにばバカウケだったんでヒデキ感激!
国連安保理の団結権の話で、「つまり、アメリカが乱心して、むしろずっと狂ってるけど、核を振り回したら、ヨーロッパの国連加盟国は団結して断固戦いましょうっつう話なんだわ」とかノリノリすぐる。ずっと俺のターン!
後半は倫理の方に移り、最後がマズローだったから「腹が減ったり喉が渇いていたら、社会的承認や名声獲得の欲望は生じない。ボランティアなんか、豊かな偽善者の娯楽なんだぜww友達ができないから悩むとか、本当の自分がワカラナイとかいうヤツには、『ふむ、キミの悩みはは個体保存に関わる一次的な生理欲求が満たされたことによって生じた高次的欲求じゃないか』と言うべきだ」と、つい口が滑って言ってしまう。シラフなのに。でもバカウケだからいいや。
マズローの説に基づく、人間存在についてのテーゼ。「人間とはなんぞや? 人間とは、成長と共に欲望を肥大させ、ワガママになっていく存在なのだ!」という辺りで個人指導だが爆笑がフロイデの頂点に達した辺りで、10分ほど超過してたから切り上げる。ずっと俺のターン!
スポンサーサイト
- 2008/05/19(月) 23:11:58|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0