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続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

シュレッティンがー的

 好奇心は猫を殺すか? うちの師匠は、「Curiosity kill the catという言葉があるけど、私はそうは思わないわね。何事も前進あるのみ、日々成長ですわよ」という言葉を言い放つが(ワインをガツガツ空けながら)、JUNKさんとしては、両手を背中に回して休めの姿勢を取りながらIch auf!/Me tooと叫ばずにはいられない。

 今日もタイ料理屋て゛、好奇心が云々という話をしていただけれども、やっぱ好奇心なんだよね。何よりも人生において大事で、糧であり、かけがえの無いモノというのは。例えば、「レッドロブスター」はまだやってるの? というものも、十分な好奇心になりうる。

 ここ最近、というかずっとはびこり続けてきた問題としては、いわゆる学問〔Wissenschaft〕のタコツボ化だの、大学生の著しい学歴低下が叫ばれているが、どれもこれも好奇心の欠如が問題なのだろうとか思ってみる。あとは、「ぼくは一つの専門分野だけを極めるからイイモンねッ」的な精神というヤツ。

 そう考えると、自分が色々と、ざっくばらんに書き綴ってきたテクスト各種(主にKulture Trieb関連)や、大昔にテキストサイトなる媒体で発表してきたものなどは、タコツボ化をうまいこと避けて、ひたすら好奇心と<煩悩>に突き動かされてきたようなものが多い気がする。

 好奇心は猫を殺すわけでもないし、人を豊かにするよね。知識を求めよ、されば好奇心は満たされん。好奇心が持てない? 本を読む気が起きない?  知りたいことがない? 知ろうとしない? 自分が解ることしか解りたくない? 解りあえる人としか解りたくない? 外国人といえば、英語をベラベラ話す白人しか思いつかない? 日本が戦争していたことを知らない(数年前に、勉強を見ていた中学生に聞いたら実際に、知らないと答えられた)? それを堂々と誇ろうとするヤツは皆氏ねばイイと思うな(^ω^)。

 これだから、このクソ島国は…とかいいつつ、結局この、どうしょうもない「象徴の帝國」または「イメージ・ファクトリー」または米国第五十二州、またはバルトの楽園、またはもっとも完成された共産主義国、または近代がなくて、初めからポスト・モダンだった国が嫌いじゃないんだろうね。

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  1. 2007/11/16(金) 02:12:14|
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JUNK

Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

「Kluture Trieb」(mixiコミュ)


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割と、お仕事関連とか、読んだ本とか、クダラナイ話とかもつぶやき中。

@junk666
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