狂い咲くほどに寝坊。朝はメガテリヤキ食べながら、山形浩生の『たかがバロウズ本』を貧り読む。移動後カッフェにて読了。あとは適当に飲んだくれながら、高校時代の無駄話に興じるような調子。
期限が切れてるとはいえ定期無くしたり、ちょいとした書類が入ったファイルケースを、月曜日辺りに毎度使う私鉄内(もしくは一日に一度顔合わせるか危ういファーターの車内)に忘れたんだっけか。
だからどうってこともないけど、『たかがバロウズ本』というような調子。常日頃、身勝手にものを考える脳髄は、何故か知らんが異常に鋭い聴覚認識力によって、周囲で話される複数の会話が妙なほどクリアーに知覚できる悪癖によって形成されたもんだと思った男、スパイダーマン!
7月7日
昨日は早めに就寝。起き抜けに脳髄は活発な思考を開始する。脳髄の上半分と下半分が異なる思考をするような感じがした。ポリフォニックにモヤモヤしたもんを考えるみたいヨ。
上半分は肉体や精神の状態に左右されない純粋思考体むたいな感じでさ、脳髄インターゾーンという感じ。下半分は疲労や精神状態などに引きずられるカタチで、自分自身が認識している性格や、他者に指摘された性格特性なんかに基づいた思考を行う感じ。
今朝の起き抜け、ひたひたと町を歩いていたら、上と下の思考剥離がハッキリと感じられた。きっとアレだよ。本来は身体に寄生すべき寄生体が、うっかり脳髄の上半分に寄生してしまった感じなんだよ。愛称はノウズィーとかだな――さすがにそれは苦しいか。
あとは収監先への出向と渉猟。気づけば「ベルセルク」をグリフィスが再臨した辺りから最新刊までを貧り読んでて、再び気づいた時には日が暮れていた。シールケに萌え死するかと思た。
――「おい、最近のアイツ、バロウズやビート系の本ばっかり読み漁ってたが、今日は『路上』なんか借りてるぜ。日本の格差戦争が終わらないうちにインポ野郎になっちまった!」
という外野の茶化しを一蹴する位に見事な萌え死具合だったよ、ウン。
渉猟物
ウイリアム・S・バロウズ『おかま』
志真斗美恵『ケーテ・コルヴィッツの肖像』
ジャック・ケルアック『路上』
西垣通『ウェブ社会をどう生きるか』
斉藤珠里・玄田有史『仕事とセックスのあいだ』
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- 2007/07/07(土) 21:30:34|
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