此方(blog)の方で書いたかどうかは解らないけれど、今年の4月から、今一生さんが東大の駒場キャンパスで主催している自主ゼミにレギュラーゼミ生として参加させて貰っている。今さんの著作といえば、4・5年ほど前に手にした『出会い系時代の恋愛社会学』が初遭遇で、その中で「ミラ狂美」氏についても触れられていた。
縁というのは奇妙なもので、今年の三月頃(だったかな?)、アングライベントの雄である「毒蟲」の一周年記念公演がロフトプラスワンであったのだが、毒蟲に関わっている人から「是非とも、辛口で良いからレポートを書いて欲しい」という依頼を受けて、毒蟲にゲスト枠で招待される運びとなった――イベントの性質上、男独りだと入場料が高いのヨ。一方で、カップルでなら入場利用が安いのだけど、つい最近なんだよね、毒蟲に行きたいという女友達が出てき始めたのは。
偶然にも、その時に訪れた講演の出演陣の中にミラ狂美氏が名前を連ねており、「なんたる偶然!?」とココロが打ち震えたばかりか、狂美氏が実演で使ったガムテープ製のムチを貰ったりとか(写真は3月か4月頃の記事に出ているはず)する始末。その翌月位に、狂美氏を知るきっかけとなった今さんのゼミに参加する運びとなるんだから、ホント、縁っていうのは奇妙なもんです。ゼミの初回時で狂美氏の話を今さんにしたら、狂美氏が元「月蝕歌劇団」だったという話を聞いてさらに奇妙な縁が――そして、今PCの近くには、月蝕歌劇団の主催である高取英さんの『寺山修司論 創造の魔人』が鎮座しているワケで。ことさらに、奇妙な縁を感じずにはいられない。
そんなこんなで、今日(25日)も今さんのゼミだったわけです。3・4回ほど前のゼミでWEB2.0に関連した話があったのだが、それに関わるもので、最近ぼくが参加した「本が好き!」というサービスがある。以下は、mixi上で「本が好き!」というサービスを知った日に書いた日記を転載したものである。
昨日、面接後に使用で横浜行ったついでに中華街行ったんですよ中華街。お馴染みな一口肉まん買って、丸太小屋でラーメン食って、食材とか扱ってる店で青島ビール買って気づいたんだけど、旧式のプルタブだったんだよね。
平成生まれの(恐るべき)子供たちは旧式を知ってるのかしら? とか思った時、すでに年を取っているんだッ!(プロシュート兄貴の心を理解しながら読むとベネ)。
昨日は0時頃に寝たが今朝は11時近くに起床。非常に寝付き悪い感じがあって、ひた気だるい。遅れてきた五月病か? 彼岸にひきづり込まれない唯一の方法は知識を貪ること。そして他者からの承認を得ることだな。
Excel関連の冊子が付録で付いてたり、Excel&wordの小ネタ特集してたんで日経PC21なんぞを買って、地元マックで読んでいたら「本が好き!」なるblogを介したサービスの記事を見る。
簡単に説明すると、本のモニターなんだな。(選んで?)献本された本について、blog上で書評を書くという感じのヤツ。電子型の口コミ/非中央集権型 (雑誌にありがちな、広告に縛られるレビュウ(非フ○ミ通型)ではないカタチ)のレビュウ。なかなかおもしろいなと思った。
記事によると、現在では三本の書評につき一冊献本されるらしい。Web2.0だ、DSOによるオススメだと、何のかんの言ってもマンパワーには勝てんよなとか思ってみる。
帰宅して早速登録したが、去年辺りから登録時に800字以上の書評が課せられるようになったらし。とりあえず昨日読んでたこともあり町沢智浩さんの『ブレードランナーの未来世紀』をネタにチョロリと書いてみた。合否は2、3日後だって。
まあ、販売促進のための書評という面が強いので、普段好き勝手に書いているような文章ではなく、前提知識の無い大衆層が当該の本を手に取り区なるような訴求力のある文を書くのも中々捻りが必要なモンです。
特に、ライト層向けの本の書評を書くには、当然ライト層が手に取りたくなる=書評を読むことを煩わしいと思わない文を書く必要がある。そういいケースを考えた際、俺みたいにヒネクレた感性を持たず、金太郎飴みたいに素直な感性がある方が有利だよなとか思った。
うまいこと正式な登録を受けられたのだが、献本の在庫数が数冊であるのに対し、登録者は220人を超えている。必然的に人気が集中する本/しない本が顕在化してしまうわけで、今現在献本が受けられる本は、乱暴な物言いをしてしまえば「売れ残り」本でもある。初期登録段階では3冊までの献本が受けられるのだが、在庫がある(=献本可能な本)の一覧を見ても、とてもじゃないが(ぼく個人としては)献本という形をとっても読みたいと思う本ではないし――もちろん、依頼として送り付けられれば頑張って読むし、それが引き受けた依頼である以上は義務的な書評を書くだろう――自分から進んで献本を願うようなものでもない。
とはいえ献本という形をとる以上、出版社の方は大事な商品を大盤振る舞いするわけにもいかないため、需要の過多に対して供給の過剰な不足という状況が生じている。(献本可能ではないものを含む)書籍の一覧を見ると、読みたい本/是非とも書評してみたい本がこれでもかといわんばかりに並び、ぼくとしては涎を拭く暇も忘れ位であったのだが、涎を垂らす対象のほぼ全部が献本数を超えてしまっているので、実際のところは絵に描いた餅という状況だ。新着本の情報は随時配信される形なので、是非とも書評を希望したい本の献本に当たれば万々歳…というところかな、当面は。その時は、mixiの方に載せるかどうかは(必然的に文量が多くなるうえ、mixiの更新は携帯からが多いので)解らないけれども、書評の方は此方に載せていこうと考えているので、興味があれば目を通して頂きたいと思う。
◆参考HP
本が好き!conゼミ
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- 2007/06/26(火) 01:33:58|
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