昨夜――地元の古本屋で手にいれた『ルイ・ヴィトン大学 桜並木通り』を風呂で読了。MARCH大学でたけれど、女にゃ学歴関係ねーぜ的な皮肉な状況についての『クロワッサン症候群』を記した人の本。
ルイ大の発刊から14年以上経つけどブランド大学指向や、嫁としての価値をあげるだけの教養指向、空虚なセレブ文化はあんまり変わっていないように思える――変化といえば、女性でも堂々と東大生であることを宣言する(むしろマスメディアが気兼なく宣言できる環境を整備した?)ような点くらいか。
あと、NTTの修理の人が夕方からくる。やっとネットが復活DADADAISM。昨夜、鶴見俊輔の『埴谷雄高』を手にいれてきたので、今書いている最中の「娯楽的『死霊』論」が書き上がるか・・・と思ったら、『死霊』との関わりで、どうしても『ドグラ・マグラ』との比較が必要になったため、文庫版を上下セットで――アッー! 領収書クダサイ。
チクショウ、『ドグラ・マグラ』を紐解くのなんか大学時代以来だぜ。角川文庫版はにかと表紙が非常にハレンチなんだが、ロッカーには本カバーなんゾいらないぜ。あ、そういや家の本棚には『いちご100%』が10巻位までしか棚にないから、ブクオフ覗いてこようかな(・∀・)ハハハッ!
ブックオフでは映画秘法の「Jacass」特集号(丁度Jackass the Movieが日本上陸直後位のころ)と「狂い咲きサンダーロード」&「爆裂都市」&ロメロ作品特集号と、『いちご100%』の12巻を買ってきた。映画秘宝誌の文章センスはほんとツボだ。明らかに、『ドグラ・マグラ』よりも『いちご100%』の方が表紙が破廉恥だ。『ドグラ・マグラ』は電車の中でカバー無しで読めても、いちごはキツイと思った。
「基本的に●イダーの登場シーンは映画『5人のライダー対キングダーク』(74年)の映像を無断流用。さらに体で活躍するシーン用に、●イダー・スーツも製作。その結果、眼と眼の間が離れたダウン症のようなV3、アゴのシャクれた1号&2号が大暴れ」――「WILOBOYZ名画座」映画秘宝誌2004年11月号。
「世の中には人生を変える映画とどうでもいい映画の2種類がある。『狂い咲きサンダーロード』と『爆裂都市BURST CITY』は、70年代末から80年代初頭の数年間、日本中を駆け回り、多くの「翼なき野郎ども」の人生を変えた。それから20年、昨今の日本映画がやってる純愛だ電車だジョニー・デップだなんてもうウンザリだ、長らくお世話になりましたッ、と思っている人に朗報!/『爆裂都市 BURST CITY』が7月21日に、そして初期作品集も含めてデジタル・リマスターした『狂い咲きサンダーロードが石井聰亙監督自らの手によりDVDとなって帰ってくる! 今からでも遅くはない! 人生を変えろ!/この特集を読み飛ばした奴、DVDを買わない奴らは今日から全員敵だ!」――「From『狂い咲き三ダーロード』to『爆裂都市』」2005年9月号。
後者に至っては「ヤツは敵だ。敵は殺せ。ヤツを殺せ」的な政治性を保有しているのだが、オタク文化の中には常々そういったものが潜んで云々―― しかし、上記のアジで魂が勃起しないヤツは漢じゃねえ! といいたくなるのは昔取った杵柄…すっかり忘れていたよのだよ、『星くず兄弟の伝説』『暴走機関車』『アンデッド』辺りと共に、購入予定DVDリストに『狂い咲きサンダーロード』と『爆裂都市』が入っていたことを。
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2006/12/10(日) 17:34:39 |
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