続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

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メランコリック者のエッダ

 またしても、蒲田のドトール(今日は西口の奥)で三時間位読書してたら夜だった。『征服の修辞学』。あと残り一章。植民地やカニバルなどを「テンペススト」における「キャリバン」や「ロビンソン・クルーソー」における「悪い食人族」なんかと絡めて論ずる。

 ああ、シェイクスピアか。今年新卒就職して、短大出の知り合いが「シェイクスピア作品における英国王室の紋章学」みたいなテーマで、かなり気合の入った卒論を書いていたらしい。その話を聞いたり、中心となった参考文献を見せた貰ったら(もちろん付箋紙だらけ)久々にシェイクスピア熱がでたような。「マクベス」位しか詳細な内容知らんがな。

 して、シェイクスピア熱のところに「テンペススト」だもんなあ。醜悪なる、人に非ざる姿を持つキャリバンの周縁化された身体が、「インスマスを覆う陰」における、嫌悪なる姿形を有す半魚人の如き怪異である「インスマス」――<ヤツラ>は、変化の始まる特定年齢までは<人間 >として認められる身体を有す――を思い出させるよね。人に非ずという烙印を押された故に、奴隷として酷使されるキャリバンが(´;ω;`)かわいそうです。

 「マクベス」における、やけに無理矢理感のある「女から産まれた者に俺は屠れん」台詞に対し、「俺は母親の腹を裂いて産まれたのだ!」と返して、暴君マクベスを屠っちゃう辺りに、何かこう失笑を漏らした。

 「汝弱き者、その名は女」とかいう一説かも良いよね。あからさますぎて良いよね。凄い差別的なシェイクスピアが、マス・メディアの策略で一大ブームとして日本で消費されないかね。

 ニューアカブームの次は西洋古典文豪ブームとかね。ファッション感覚でシェイクスピアが消費されて、若い子が「尼寺へいけーワラ」とか「行きるべきか死ぬべきかだし」とかメールで打ちまくって、「ヘイルマクベス」とか「クロンボー」が流行語になるの。それで、シャイロックも魔女の三姉妹もオフィーリアさんも「カワイイー!」の一言で消費されて、キャリバンは「キモーイ!」で片付けられるの。

 とりあえず澁澤サンの『神聖受胎』と本橋サンの『ポストコロリアニズム』と酒買って帰還中。本橋サンのは去年買って紛失。で、また買い直して線を引きまくって、来月使うからドコやったかな・・と思うが神隠しにあったみたいだから、また買ってきた(´;ω;`)ウッ。
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  1. 2006/09/30(土) 21:25:12|
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JUNK

Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

「Kluture Trieb」(mixiコミュ)


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割と、お仕事関連とか、読んだ本とか、クダラナイ話とかもつぶやき中。

@junk666
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