
相変わらずタイトルに意味はない。そういうものだ(カート・ヴォガネット的な意味で)。
ようやっと一山越え、二山目も越え、やっとこさ今シーズンに片付けるべき案件が(今のトコロ)終わった→やっと落ち着いて蔵書整理ができるぜ(´・ω・)y-~~
という調子でマンガを中心に整理してたら、奥から劇場版エヴァのフィルムコミック3冊(デスリバ&Air&まごころ)が出てきてワロス。まったく買った覚えはないんだが、嗚呼、あの頃はキミもボクも若かった。劇場の大画面でシンジ君のオナンの罪を見てしまったけど、それについて語り合えないくらい若かった十数年前。ああ、ちゃかぽこちゃかぽか。
ひとまず、明日ブクオフにドナドナするヤツを選んで、最近の蔵書を整理したら、最上段に『地球へ』、『奇子』、『アドルフに告ぐ』、『富江』、楳図センセの『恐怖』、『神の左手悪魔の右手』、コンビニ版『変態仮面』、『りりむキッス』が同列に並ぶというカオスになった。でも、それも若さだから。
本日の渉猟
若桑みどり『お姫様とジェンダー』
瀬口たかひろ『えんむす』5巻
土井健司『キリスト教を問いなおす』
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- 2009/02/28(土) 23:18:47|
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昨日はヤフオクで落札した品物が一気に届く。ついでに渉猟も大豊作で、竹宮恵子の『地球へ』(エニックス版)全巻に手塚治の『リボンの騎士』全2巻とか、ぜんぶ105円という罠。
写真は昨日一日で増えた主な蔵書。楳図かずおの『神の左手悪魔の右手』全巻他たくさん。あと、FFでお馴染みの天野さんのタロットカードも手に入れたヨ。
して今日は読みかけてた『三池崇史の仕事』とスチュアート・スイーシー(編)『デス・パフォーマンス 倒錯と死のアモク・ジャーナル』を読了。後者は読みやすくて、バイトがあっても一気読みできたよ。
頭蓋貫通フェチや、四肢切断愛好家、窒息愛好家の熱い語りや、自慰死(主に曲芸的な首吊り自慰における、不慮の事故めいた窒息死)に関する、極めて即物的な見解にワロス。前掲書は自傷や倒錯に関する、精神医学的な見地に基づくジャーナルから抜粋した論考によって編まれたものだからね。
冒頭に掲げられた「本文で紹介されたボディモディフィケーション(身体改造)および性的行為を実践してはならない。もしここにあるよ危険行為の衝動に駆られた場合は、しかるべきセラピストの診察を受けて欲しい。/論文寄稿者、編集者および出版社は、読者が記述した内容を実践した場合の一切の責任を負わない」という警告文が熱い。しかし80年代までの事例なモンで、DSMも第三版だから性器切断(主に男性)が倒錯という一枚岩下に伏されGID(性同一性障害)という言葉を充てれば、切断を行おうとする意思や、理想的な身体イメージを渇望する理由をもっと理解しやすくなるのになあ、などと思う。
- 2009/02/26(木) 22:48:02|
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ギリギリになればなるほど、やる気でない(´・ω・)y-~ と思って昨夜はやや悶々しつつ、風呂で手塚治の『奇子』読んで、激しく鬱々する。今日は安部公房の『密会』読みつつ、鬱々。「狂った世界では、正常に振る舞おうとするヤツの方が狂ってるんだ」っつう、『奇子』のクライマックスでの台詞はクるよね。脳髄にガツンとドグラでマグラで不思議の国のアリスだよ。
や~、鬱々する作品や、救いのない作品て、ホントに良いモンですね。なんか昨日は思い出したようにニコ動でスクイズ関連を観てNice Boat!(・∀・)b
今日はバイトの合間にネカフェでモフモフと作業したんだけど、昨日よりはまだ進み具合が良い感じ→でなきゃ困るわ(´・ω・`)。水、金、土と立て続けに締め切りかくるとか、新手の拷問だよな。だから2月は憂鬱だ。
- 2009/02/24(火) 16:52:40|
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昨日、久々にある場所に狩りいったんですよ、狩り。やばかった。手塚治の『奇子』上・下、『アドルフに告ぐ』全巻に『ルードヴィッヒ・B』、全部105円とかね。悶え死ぬ。
『奇子』はヤフオクで200円で札してたけど、狩り中に確認したら落とし損ねてたんでお持ち帰りしてきた→ついでに探してた安部公房の『密会』も手に入れ、蔵書の奥にあった気がしたんだけど、ドコかに無くした覚えもあるからと、澁澤龍彦の『黒魔術の手帳』も手に入れてきた。
今日から明日にかけて、またヤフオク経由で十数冊の本がくるんだな、そういえば→あとは去年から今年にかけては邦画が熱いぜ。『映画秘宝』誌的な意味で。
こないだ久々に中野ブロードウェイでDVD完売オヨビ入荷待ちの礼と『片腕マシンガール』のヤクザ映画風のポスター見て、これは絶対買いと思ったんだ。なんせセーラ服で片腕マシンガンでヤクザと斗うとかね、どんだけ狂い咲きなんだと。
んで、サイト観てたら東京衝撃第2弾、『東京残酷警察』にたどり着く→警察民営化(笑)、犯罪治外法権(笑)、エンジニアなる欠損した部分がバイオメカとして再生する(例えば腕切られたら、刃物とかワニの口みたいなのが生えてくる)謎の犯罪者との戦い(嬉)、鮮血の水芸に、首だけじゃなくて顔面の皮だって飛んじゃうヨ。あと、劇中CMのセンスが狂咲いてる。帰宅したらYOUTUBEの貼っておくよ。
設定やアジアゴシックなサイバーパンクしてるヴィジュアルだけでも既に買い決定なんだが、某所に中国語字幕ついたのが落ちてて、どれくらいスプラッタでヴァイオレンスか気になってたから、前半くらいだけと思って観てたら、途中で作業戻ろうと何度も思ってたのにラストまで\(^O^)/作業ススマネ。
スプラッタ描写に耐えられるなら、『映画秘宝』誌的な意味で映画好きな奴等は絶対見るべきだと思うよ。サブカル好きを自称してこの映画で魂も股間も隆起しないヤツはポーザーと呼ばざるをえない(ギャグスレスレに極端なスプラッタや残酷描写に抵抗あるなら赦す)。描写は『キルビル』とか『バーサス』な感じで、『食人族』未満だヨ。ホラーってよりエクストリーム・スプラッタ・アクション&ヴァイオレンスでヒャッハァーにエンジョイ&エキサイティングって感じ。
会田誠的な犬女にサイバーな拘束服とガスマスク装着させて、手足に日本刀つけて変幻自在に戦わせるセンスには脱帽したッ。ここまでツボを突かれた映画は久しぶりだよ。
なんせ冒頭では、現場についた主人公がビルの最上階に向かうためにバズーカを地面に撃って飛び上がるし、最初の犯人はチェーンソウ振り回すだけじゃなくて、ちゃんと上に掲げてぐるぐると回転するわ、主人公はキ○ガイ保安官張りの電鋸二刀流するわ、作り手の愛に溢れてたまらなさすぎる。
- 2009/02/23(月) 16:36:49|
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色々、ぼちぼちとヤフオクで落としたものが届いてるのだけど、今回届いた宮内勝典の『善悪の彼岸へ』やR.M.シュテルンベルクの『デーモン考』に線が引かれまくっててワロス。
ヤフオクで落とした本で線が引かれまくってるのは初めてだなあ。後者は、まん中あたりから線が引かれなくなって、読了前に力つきたっぽいし、前者はドウデモイイところばっかりに線が引いてあって、俺が「重要だ」とか「線を引かねば」と思うところが、全く被らなくてさらにワロス。
前者では麻原の仏教論説法について「まるでアンダーラインをひいている受験生のように」云々という一説があったのだけど、そういった皮肉が刻まれた本に、受験生のごとくアンダーラインが引かれまくっているという、名状し難い滑稽さよ!
かんじんな箇所には、ことごとく線が引かれていない辺り、「前の持ち主(出品者に非ず)はイッタイなにを読んでたんだ!」とか思う。線は手当たり次第に、しかも定規を使ったかのような律儀な線もあるのに、最後の頁まで乱発気味に引いてあるんだよね。
そういう本に限って、「貼すぎかな」と思うくらいに付箋紙を貼りまくるほど有益な本だから困るの、私。
- 2009/02/20(金) 22:41:06|
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なんか連日、モノスンゴイ勢いで蔵書が増えてて蔵書の増加曲線が読了曲線を超えそうです(><)。とか思ってたけど、意外とそうでもなかった。昨日手にいれた下記も読み終わってしまったし→でも今日もまたヤフオクで落としたヤツが7冊ほど届いてたみたいなので、帰還したら近所にある郵便局(本局)の時間外窓口で受け取ってくる。
しかし、富江コワカワイイよ、富江。最近の中ではダントツ一位な悪女。魅了した男がバラバラに切り刻みたくなるうえに、切り刻まれた部分や血から新しい富江が再生して増えまくるとか。\(^O^)/悪夢。
なんか富江って、吉田戦車の『いじめて君』とやたら被るんだよね。あと坂下昇の『オカルト』を読んでたら数秘術にかなりトキメキしちゃって、タロットカードでも学ぼうかと思うの、私。
荒俣宏『怪物の友 モンスター博物館』
伊藤潤二『富江』(完全版)
夏目房之助『手塚治はどこにいる』
木戸三良『文化のパラドックス』
R.カーディナル他『シュルレアリスム』
- 2009/02/19(木) 22:46:32|
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※久々更新な本日の日記は、携帯からmixi用に書いたヤツを、そのまま送信してるので、多少の齟齬がありんす。
なんか相変わらず大量に乱読しまくってるんだけど、執筆時間が無い。ヤフオクで探し物してたら明け方近くという調子の日々が続く。んで本日移動中の一冊目は佐々木俊尚の『ブログ論壇の誕生』。本の中でブログのエントリーやサイト名が数多く引用されるとか、テキストサイトブームの頃には考えられない話だよね。でもブームの残党としては、やや違和感もある。 DIY感とか、お祭り感覚がないんだよね、ブログ界隈って。やや権威づいてきた感じもある(そもそもmixiと2chくらいしかネットを使っていないことに気づく)。
あ~、長らく放置気味なテキストサイトの日記(時代の流れに逆らえずブログに移行した)も、久々に更新しないとイカンよね。ついでに、今年で10年になるからなあ、サイトぶちあげてから(04年あたりからまともに更新してない)。なんかリニューアルしたいよね。でも、文屋の一個人のサイトに何が求められるのであろうか。文はブログで十分だし、「フォントいじり」なんかもうやりたくないし。
論壇ごっこしまくって『JUNKのアレ(仮題)』というサイト名と一緒に、ブログ論の本に意見を引用されてえな~。やっぱ他者の喝采と関心を集めるために、書きたくもないニュースについて書くべきだよなあ、論壇ちっくに。
でもほら、気分屋だしJUNKさん。さらに論壇的なブログ、昔でいえばニュースサイト(『ダークマター』とかVNI系)って、断続的な更新と、自分の中からでるネタではなく、外に落ちてるネタを拾ってこないといけないから、時事を論じるというよりは、ネタを探す方が目的化しやすいと思うのね。気分屋には向かないよ(´・ω・)y-~~
あ~、『テキッ娘。』とか『敵ッ娘。』とか脳死レンジャーとか『残鉄剣』とか『女帝』とか『俺史』とか懐かしいなあ(´・ω・)y-~~ 仕上げなければいけない原稿が山積みで、VNI論の項でギブスンの『あいどる』に絡めた節を書いた後に諸事情でデータをロストし、『あいどる』の部分を書き直すだけではなく『あいどる』を再読しなければイケないのがマンドクセと放置気味な「テキストサイトブーム再考論」も、いつ着手するのやら。
- 2009/02/18(水) 13:50:00|
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