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続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

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 誕生日といえば、埴谷の『死霊』第八章。安寿子の誕生日会。俺の誕生日といえばミッ○ーマウスと同じ。ミッキ○といえば、双璧のキティちゃん。キティちゃんといえば、11月1日が誕生日。キティちゃんの誕生日といえば、天野可淡の命日(11月1日11時10分に永眠)であり、天野可淡に大きな影響を受けながら本業の傍らで球体関節人形を造っている、私にとってのアンドレ・ブルトン先生こと「師匠」――彼女は澁澤シンパで、三島フリークで、ジャパメタ(特にラウドネスと人間椅子)と、シュルレアリスム…とりわけ気鋭の女流作家であるレオノール・フィニを敬愛しており、好きなガンダムはF91)――の誕生日でもある。そういう感じの連想ゲーム。

 ここ最近は、相変わらず酒と書物の日々。ベルリンからの帰還以降、ようやっと、読書量、飲量、ニコ(ニコ動画)中毒度などがいつもの調子に戻ってきたよ。あとは、文章の生産度をモーレツにあげていけば、とりあえず来年の3月まではオッケーってヤツさ。その後はノーフーチャーってヤツ。

 いつも紙を買っていた近所のユザワ○に、A5の用紙がなかなか入荷しなくて、作業を中断しているうちにドイツに行ってたんで、ドキュメントが一時停止状態になっていた総合文科系同人誌「Kulture Trieb」の方も、モーレツに復興させていくので暫し待たれ待たれ。

 そんな調子なんだけど、去年の日記を見てみたら、生意気にもボジョレー・ヌーヴォーなんか飲んじゃって、シェイクスピアとかHH.P.ラヴクラフトなんかについて語ってるの。何! このブルジョア気取り! 今年の俺は、ベルリンの1EUROショップで買ったグリュー・ヴァインを、暖めるのが面倒だからと室温で冷えたまま飲んでいる(冷たくてもオイシイヨ)というのに。

 今年は、いつも行く店でクラウス・コルドンの『ベルリン1919』を読みながら黒ホッピーを飲んでいたら、いつのまにか日付が変わって誕生日になったけれど、『ベルリン1919』がスゴイイイトコロだったので、結局1時過ぎまで飲み/読みしていた17~18日にかけての日との落差はッ! 

 折角だから、明日はボジョレーなんか買っちゃって、午後から論考書きながら飲むかなぁ…。とか思う。夕方くらいなら、軽い飲み程度であれば誘ってくれれば付き合うでよでよ。





 というのが、昨日の深夜にmixiの方で書いていた日記。そして、今日は今日とて、ボジョーレを買ってきたよ。去年はかなり酸味が強かった幹事があるんだけど、今年のは結構なめらかな感じがあるよね。
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  1. 2007/11/18(日) 19:12:18|
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シュレッティンがー的

 好奇心は猫を殺すか? うちの師匠は、「Curiosity kill the catという言葉があるけど、私はそうは思わないわね。何事も前進あるのみ、日々成長ですわよ」という言葉を言い放つが(ワインをガツガツ空けながら)、JUNKさんとしては、両手を背中に回して休めの姿勢を取りながらIch auf!/Me tooと叫ばずにはいられない。

 今日もタイ料理屋て゛、好奇心が云々という話をしていただけれども、やっぱ好奇心なんだよね。何よりも人生において大事で、糧であり、かけがえの無いモノというのは。例えば、「レッドロブスター」はまだやってるの? というものも、十分な好奇心になりうる。

 ここ最近、というかずっとはびこり続けてきた問題としては、いわゆる学問〔Wissenschaft〕のタコツボ化だの、大学生の著しい学歴低下が叫ばれているが、どれもこれも好奇心の欠如が問題なのだろうとか思ってみる。あとは、「ぼくは一つの専門分野だけを極めるからイイモンねッ」的な精神というヤツ。

 そう考えると、自分が色々と、ざっくばらんに書き綴ってきたテクスト各種(主にKulture Trieb関連)や、大昔にテキストサイトなる媒体で発表してきたものなどは、タコツボ化をうまいこと避けて、ひたすら好奇心と<煩悩>に突き動かされてきたようなものが多い気がする。

 好奇心は猫を殺すわけでもないし、人を豊かにするよね。知識を求めよ、されば好奇心は満たされん。好奇心が持てない? 本を読む気が起きない?  知りたいことがない? 知ろうとしない? 自分が解ることしか解りたくない? 解りあえる人としか解りたくない? 外国人といえば、英語をベラベラ話す白人しか思いつかない? 日本が戦争していたことを知らない(数年前に、勉強を見ていた中学生に聞いたら実際に、知らないと答えられた)? それを堂々と誇ろうとするヤツは皆氏ねばイイと思うな(^ω^)。

 これだから、このクソ島国は…とかいいつつ、結局この、どうしょうもない「象徴の帝國」または「イメージ・ファクトリー」または米国第五十二州、またはバルトの楽園、またはもっとも完成された共産主義国、または近代がなくて、初めからポスト・モダンだった国が嫌いじゃないんだろうね。

  1. 2007/11/16(金) 02:12:14|
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プロフィール

JUNK

Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

「Kluture Trieb」(mixiコミュ)


◇twitter
割と、お仕事関連とか、読んだ本とか、クダラナイ話とかもつぶやき中。

@junk666
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