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続・JUNK屋日誌

blogへのテラ・フォーミング(2005/12/17)。遂に時代の流れには逆らえづ、本サイトの日記のみをblogへ移行。

トマトジュース皇帝


―ー2005/05/26

 ぼくたちの好きだった秋葉原という街は最早跡形も無くなってしまった。そこにあるのは「アキバ」という都市である。都合七年半に渡って秋葉原が定期圏内だった関係で、毎日のように秋葉原に降りていた身としては、アキバと化した秋葉原に対して毎度の様に、嫌悪と懐古の念を押しつけてしまう。理想主義といえばそこまでなのだけど、資本にまみれたローマを残そうとせず、半ば捏造ないはは誇張されたような感のある「アキバの伝統」がさも聖典であるように称賛する風潮が気に入らない。秋葉原の原体験といえば、SCSIの外付けHDが3万前後――しかも340「MB」――したのをソフマップで見たことだったり、店頭で見たこともないようなゲームのデモを流すX68000の群れだったりするんだな。「ソフマップを知らないやつはモグリだぜ!」とかいう看板が、まだ威厳を保っていたような時代。

 久しぶりに秋葉に降りた感想を「最近は町を同伴気味に歩くメードさんが増えてるのね」とか「土曜の秋葉は粗造乱造のメードが、急ピッチで建築が進む建物を背景に氾濫しまくって酷いカオス(´・ω・)昔はもっとマシだったのに」とかいう感じのメールにて知り合いにグチる感じ。

 昔は無目的に秋葉原を漂流していたんだけど、「電車男」以降に秋葉が急激に世俗/都市化して以降、催しや地方から旅行にきた知り合いのガイド的な用事が無い限り秋葉にいくことはなくなった感じがある。

 昔は秋葉に行かなければ手に入らないようなアイテムは多かったけれど(特にPC関連)今はそうではないし。

 あと新古書セールで手に入れた『バロックの日本』で画家「牧野邦夫」を知り酷く感銘を受ける。無理に知る必要はないが知ってると人生が楽しくなる感じ。

 あと開店当初から行き着けてる、唯一無二の元祖的な聖域キュアメイドカフェの六周年パーティに行った。パンケットにパン(焼きたてクロワッサンとか)を入れて歩くメイドさんに至高を見た。






―ー200/7/05/26

 そびえ立つ資本主義のクソ、渋谷109の入り口でビルの中から吐き出される群像を眺めていると『表徴の帝国』(ロラン・バルト)とか『イメージ・ファクトリー』(ドナルド・リチー)といった話が良く解るような気がする。具体的な話についてはUIY(Understand It Youreself)ないしはDIY(Do It Yourself)精神で各人が実践してくれヨ。

 とりあえず『バロックの日本』を読了して、寺山の『大人狩り』オヨビ『トマトケチャップ皇帝』や『レミング』辺りに関する論考で慄然たる衝動を覚えるような感じ。やはりね、ラヴクラフトは活字のバロック[過剰・滑稽・躍動]だと思うし、2chの名文章コピペもまたバロックだと思う。

 そして終章の横尾忠則論にてまた名状しがたい悶絶。日本の画家では「牧野邦夫」「横尾忠則」「中島潔」辺りが僕ぁ好きだなだなだな。とりあえず横尾氏のポップアートなポスタァを部屋に飾りたい。

 そういやGastunkの「Under the Sun」の不可解なるコラージュと反復によって構成されたジャケットも横尾氏に拠るもんだったっけ。
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  1. 2007/05/28(月) 01:37:24|
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SxOxBx

 毎度の如く時事系列がずれるが、今朝方(5/13)の話。明け方に寝ると脳髄が自立的に物事を考えはじめ(というよりは、そういった夢を見ているだけか?)て余り寝た気がしない。とりあえず少し早めに起きて風呂。上がったら玄関を引っ張る音とインターホン連射。

 一時紛争状態にあった企業とは随分前にケリがついたので、うちにくる来客なんぞは郵便物以外ないのだが、ドアをガンガン引っ張ったり、機知GUY染みた勢いでインターホンを連射される。

 朝10時なんて早い時間良い迷惑だよな。一時期、隣近所や町中の至るトコロで昔馴染みの関係者(親の関連)に監視されているような時期があったので、不意のインターホンに対しては身構える習慣がある。しかもドアをガンガン引くわ、インターホンを矢継ぎ早に押すわ。戸口に出ていくワケがないだろう、常識的に考えて(´・ω・)。

 DQNがいるから外出もできんし、仕方ないから着替えてベッドに横になる→うっかり仮眠→起きようとしたらまたドアを引く音(11時頃)→ちょwww おまwwww 幾ら名字連呼しようが家人は熟睡中だし、俺は常識知らずに応対する気も無いッ!

 と放置し続け、音が止んだトコロで家の前辺りが見渡せる自室の窓から外を伺うと、うだつの上がらなさそうな白髪中年が自転車を転がしながら去っていく。

(´・ω・)知らんがな


 日曜だからといって、鍵が開いてたら上がり込んできそうな勢いが満々にあった暇な爺さんに付き合う道理はないッ! 日祝は隣家から子供の泣き叫びと親のヒステリックな怒号が聞こえるし、町に出れば朝っぱらの電車内でバカップルだらけ。ホント、戦場は地獄だぜフワハハハー!

 今は町田の古書市に向かっていると延々とホルモンを聞いてるので、朝の不快指数が多少は和らぎ気味(・∀・)。


そして本日の収穫物は以下の通り

ロバート・ホワイティング『東京アウトサイダーズ』
三木宮彦『ムンクの時代』
キリンビール(編)『ビールと日本人』
アンガス・ヘリオット『カストラートの世界』

4冊で2K切るとかね、良い買い物したなぁ(・∀・)
  1. 2007/05/14(月) 02:05:32|
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最高にハイッてヤツだ!

 なんか日がな日中、親は資本家組織の中間管理職との裁判で斗ってたらしいんだけど(於霞ヶ関)、俺はその頃眠い頭でアイスコーヒーにレモンスライスを投入していた。なんか同じ会場で村上ファンドの公判があったらしく人大杉だったらしい。

 そんな話をウイリアム・J・ミッチェルの『サイボーグ化する私とネットワーク化する社会』を読みつつ、馴染みの店でホッピー飲みながら聞いてた。今は独り残って酒飲みながら本読んで、一段落着いたんで帰宅中。流し読みだから明日には大体忘れているけど、そんなもんだ。

 前掲の一説に、ポルノのP2P化や無線化がポルノの供給店としての<場>という店を駆逐しつつあるとあったが、快楽享受やポルノの消費が肉体[meat]を媒介としてしか成立しえない以上はポルノショップが駆逐されたとさても風俗店は無くならないなと思った。
 SFによく描かれるようなバーチャルセックス――どとのつまりは『ニューロマンサー』や『攻殻機動隊』的な電脳空間に人間が没入し、三島由紀夫的に言えば肉とは言い切れない「中身」が蟹の殻の中から解き放たれる世界――が一般化する世界において、P2P型の、配信ないしは場所に<囚われ>ない、字義通りの「無店舗(無空間)風俗」が立ち現れるのではないかと思った。

 周知の通り、聖(性)アウグスティヌスは肉体[meat]に囚われていたが故、海綿体の制御を行えないことについて背徳的なジレンマを抱えていたわけだが「ポスト・ヒューマンボディ」の時代における肉体を媒介としたポルノや性の消費はドミネ・クオ・ヴァディス(何処に行かれるのですか?)と考えた際、今のトコロは一銭にもなりはしない「人間とは何か?」という、我々に背負わされた十字架に刻まれた問いに帰結するのです。

 ほろ酔い加減に知的攻め具を施すと屁理屈地味て嫌ぁネ。明日はスタジオだだだだ。
  1. 2007/05/12(土) 01:07:53|
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惜古+1

 久々に「numeri」の名前をニュー速+でみて、数年前のテキストサイトバブル時代のことをちらほらと思い出す…もう年だね。あの当時に知り合った連中は、今でも交流がもはやリアル友達といっても飯井うな状態で続いてはいるのだが、一期一会的に知り合ったネット上でしか交流のなかった人たちについては、「あの人は今」状態になることが多い。

 それで、mixiの方でも久々に当時のことを思い出して、以下にある過去日記のようなものを書いていた。そして久々に「テキッ娘。」オヨビ「敵ッ娘。」について何か書こうかな…と思ったのだけれど、一昨年(?)既に書いていたね。アーカイブの奥底にあるから、適度に発掘しておかないと埋もれちゃうヨ――「敵ッ娘。またはVNI的テロル」(2005/12/18)。

 やはり今思うのが、VNIUを作るよりリアルで活動しているアイドルをblog上のユニットとしてヴァーチャル・ブログ・ユニット・オン・サイバースペース、略してV.O.C.とかやって、適当な感想文でも書かせればそれなりに行けそうな気もしてきた。

 あとは、中川翔子張りに強烈なキャラや、特に昨今では口調か――を確立しなければ、他のVNIと同様に一枚岩や短命で終わってしまう感じはある。たまに、ブックオフの105円コーナーに「ちゆ12歳」が置いてあるのを見かけると時代の移り変わりというものをひしひしと感じるね。そして、その隣にホリエ本とかの類を並べておくとさらに熱い。とりあえず、blog論としてまともに読めると思うのは「スローブログ宣言」辺り。アレは、侍魂以降テキストサイト関連の歴史についても、そこそこに踏み込んでいて参考資料としてはいいよ。



 
以下先日の懐古


 なんか日本一のアクセスを誇る(らしい)サイトが書籍を出したら、「numeri」からの盗作疑惑で祭りになっているらしい。「numeri」とかね、懐かしスwww 一部には通じるであろう「姫咲」関連の祭りの時は随分観察してたっけ。「侍魂」を越える怪物的個人サイトなんて、もう二度とでないと思うがね。

 近年はblogの書籍化が相次いで起こっているが、いづれはブックオフの105円コーナーに並ぶようなもんばかりだなと思う次第。まあ、テキストサイト全盛期に育った人間なもので、「かまくら」の雪男紙らが書いた『テキストサイト大全』も本棚にあるわけで。2003年前後辺りの当時に読んだならまだしも、今読み直すと、とてもじゃないが(以下略)。

 まあ釜本雪男っつうと「テキッ娘。」というVNIU(Virtual Net Idol Unit)つう、ウイリアム・ギブスンに近いようで、実は全然近くない種類のサイトを興していたことが思い出される。そういう俺も一時期は若気の至りで「敵ッ娘。」という、同系統のVNIUに関わっていたしなあ。懐かしや。数年前、blogのbの字もない頃、おいちゃんは「女帝」っつう個人サイトを中心にできてたグループ内におってのう。漫画いぢりで人気を博した「某マトリックス」や、いつの間にやら顔出し&大派閥をばっくにした身内いじりで人気サイトにのし上がって、「脳死レンジャー」入りした「某無情」といったサイトの管理人が駆け出しの頃を知っちょるしのう(シミジミ)。

 とはいえ、通算6年近く、ネットで駄文を書き続けてきて、「感想文」や「日常を誇張しただけの日記」から脱し始めたのは3年前位の話だななな。その次段階。いわばスタンドの先が、Kulture Triebっつう文章を主体とした同人誌の主催に繋がるワケで。

 酒を飲んで有意義な会話や議論をしまくると、昔のどうでも良い話をしまくったり、思いだしまくったりして嫌あねぇ。
  1. 2007/05/10(木) 13:12:59|
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子供十字軍

 
――あるGWの風景

 あ、ありのままに起こったことを話すぜ!(AA略)。昨日はかなりの疲労感を抱えて深夜就寝。今日は昼起床。よくありそうな名前の女子校が主催の御輿祭りを沿道で観戦するというワケワカラン夢を見る。

 管理の象徴というよりはお客様を釣るために用意周到に設計された陳列物――をまとった女子高生が、私立の女子校然としたデザインの制服姿で「セイヤ! ソイヤ!」と御輿を担ぎ、激しく喧嘩御輿したり路上の芝生に御輿ごと飛び込んだりする様に「流石に名門校は違うね」と感心していたリトル愚かな儂。鋳型ができすぎた感もある象徴に基づく夢分析で「たぎる」潜在意識を分析してくれれれれ、俺の。

 英字資料を含む文献類、ノート、眼鏡、辞書といった知識の攻め具を鞄に入れて飯食いに街に行く。飯後、気づけば漫画喫茶にいてジョジョの5部を一気に読破して、気づいたら6時前。幸せそうな面でウカレてやがるポンチどもは全員氏ねば良いと思った。

 そんなことより聞いてくれ>>1よ。今日漫画喫茶行ったんですよ、漫画喫茶。蒲田の。そしたら人多すぎてカウンター席だったんです(中略)GW如きで普段こない漫画喫茶にカップルできてんじゃねーよ。漫画喫茶っつうのはもっと殺伐としていて(以下略)。

 と、過去の遺物「吉野家コピペ」を手探りで掘り起こす。激しい独り身につき、予定の無い休日はだいたい昼まで寝ているわけだが、昼間で寝ていると衝動的に書籍が欲しくなることがよくある。

 大体は知識取得欲求に基づくもので、今日は今後使う機械が増える関係で『分散恋愛』を買う予定でいたが置いてないから、カート・ヴォネガットの『スローターハウス5』を手に入れてきた。そういやドレスデンの生き証人であったヴォネガット氏は先週くらいに亡くなったんだよなあ。

 とりあえず坂口安吾的な孤独感に苛まれながら地元のドトールに逝く。
  1. 2007/05/08(火) 19:19:20|
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So it goes!






 今日(5/3)の深夜、帰宅の帰り道で地元では珍しい人身事故があった。そして、現場に赴いて興奮気味にmixiの日記を携帯から更新し、それを帰宅後に一つの文章としてまとめ直した。以下はそれを転載し、blog向けに一部の文章などを推敲したものである。


――5/4/0:55

 俺の地元は都内とはいえ都市という感じではなく、私鉄沿いにある小さな町で、歓楽街やターミナル駅とは遠い環境にる。ニュータウンのように漂白されたク景観というわけもなく、昔ながらの商店街があるのだが、その商店の多くは時代の流れと共に駆逐され続け、個人商店の跡地や工場の跡地の多くはマンションやアパートに姿を変え続けるといった現状。

 とりあえず、事故の第一報を聞いたのは、二つある最寄り駅の片方。今回事故があった駅とは逆方向にある最寄り駅。終点になる車庫がある駅(最寄り駅から余裕の徒歩圏内)で飯がてら一杯飲んでいた。まあ毎日のことだが、それはそれで良い。『ピグマリオン・コンプレックス』も読み終わって、帰宅の徒路についていたら、駅の放送で人身事故が発生したとの報を聞く。

 
――1:10頃~
 事故が起こった後、すぐに電車が走り出したがそれは最終電車ではなく、事故処理を行っている最中に来た電車が最終電車らしく(一部駅~終点の区間は徒歩で余裕だし一本道だが)処理作業が中断されて、安全確認をして電車を通していた。間近にあるパトカーの前では 0時25分辺りに踏切内でうずくまっていた酔っ払い女性(恐らくは事故の当事者)を見たという中年男性が事故状況や身元を聞かれていた。

 終電通過辺りから救助隊や警備から怒号が飛び始め、小さな十字路(通行止め中)に待機する消防車を十字路の横部分に入れて通行止めの拡大を敷き、自転車通行者が一時困惑してた。

 消防車の移動が完了した辺りで混乱が収まり、お堅く、制度然とした実況検分が行われていた。野次馬連中が期待するようなケイオス的状況はもうない。あるのは科学的根拠と国家権力の権限に基づいたアポロン的な<処理>でしかなく、そこにデュオニソス的な熱狂や非日常的な祝祭性は存在していない。

 <処理>が住み、デュオニソス的な熱狂から解き放たれ、アポロンめいた実況検分に興じる野次馬たちは理性の勝利を唄いあげるかのごとく、事故当時の状況や当事者の四肢が飛び散った/飛び散らないだのといった話を冷静にし始めている。

 自分がアポロン的理性を獲得して感じたことは、地元の、それこそ踏切の両端には住宅街が並ぶような環境であり、都市のような匿名空間の事件なのだから顔を知った隣人が被害者になる可能性があるのに、皆どうしてそこまで理性的にいられるのか? という点だった。目の前にある光景は電波受像器の中に映る遠い日本でもなく、映画のように編集された911テロでもないのに。

 とはいえ、家から踏切を三個程隔てたトコロで起こった事故を観賞・消費する近隣住民に畏怖を感じる割には、自分家の近隣住民に対しては酷く不干渉(そもそも生活時間が異なるし、休みの昼に寝てる際には隣家から絶え間なく子供の泣き叫びと家父長のヒステリックな怒号が聞こえてくるから尺だ)な JUNKさんが奇妙に映る。そんなものだ〔So it goes〕。
  1. 2007/05/04(金) 03:05:31|
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プロフィール

JUNK

Author:JUNK
 いわゆるトコ、侍魂以降のテキスト系サイトとして惰性してから早4年(2005年当時)。日記部のみblogに移行しました。それまでの素性とか、堆積物は「サイト」の方を参照で。現在の方は「mixi」とか。

 飲んだ暮れ。夢想家。澁澤シンパとみせかけて種村派。専攻は一応、文化社会学とか言いたいんだけど、実際の専門的らしい専門はない(と思う)。

『家畜人ヤプー』、沼正三、女性のサディズムと父権制におけるマゾヒズム、少女のエロティシズム、アリスイメージの消費、ロリヰタファッション、ヘヴィメタル、サタニズム、オカルト、タロット、少女小説、テクスト論、表層的SM批判、ジェンダー論、クィアスタディーズ、なんかよくわかんないけど色々。

 文化批評系よろず同人誌「Kultur Trieb」主宰。執筆者、購読者募集中。HPとかはまだ作ってないので、詳しくはmixi内のコミュを参照。

「Kluture Trieb」(mixiコミュ)


◇twitter
割と、お仕事関連とか、読んだ本とか、クダラナイ話とかもつぶやき中。

@junk666
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